Archive: 2016年11月  1/3

Marry Me? ~3~

今日は昨日各自に届いたある招待状の件で、美作邸に結集している。いつかこの時がくるのではないか。とみんなが想像していたが、いざその時がやって来たら想像以上に胸に堪えたのだ。個人では受け止めきれず、みんな想いを共有しあいたかった。だから自然とみんなが集まったのだ。「ねぇ?つくしは本当に結婚するのかな?」滋がいつになく真剣に招待状を見つめながら切り出した。「するから送られてきたんだろ。」いいながら、総二...

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Marry Me? ~2~

私は結婚相談所に登録した。母が癌になった事がきっかけだった。幸いごく初期の癌で、日帰り手術ですんだ。だが、それ以来母はつくしの花嫁姿を見るまでは死んでも死にきれないと言い出した。弟の進は2年前に結婚し、奥さんは現在妊娠中と、公私ともに順風満帆でいた。つくしが玉の輿に乗る事を夢見、まさかの大財閥の御曹司である道明寺司に見初められるというシンデレラストーリー目前にして、当の道明寺司がつくしを忘れ去って...

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Marry Me? ~1~

私は牧野つくし、34歳独身。でも、そんな私の独身生活もあと一週間で終わる。そう、私は来週結婚するのだ。17歳の時、私は道明寺司という大財閥の御曹司と恋に落ちた。それは身分違いの恋だった。本来なら交わることのない二人が出会った。決してそのあと、恋に発展するとは到底思えない出会い方で。二人の恋はアクシデントだったのか?イタズラだったのか?恋の神様が二人に与えた時間はとても短い間だった。まるでジェットコース...

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“何度でも……”を書きおえて

“何度でも……”はいかがでしたでしょうか?私はいつもお気に入りのネックレスをつけっぱなしにしているのですが、先日チェーンが外れてしまい、お店になおして貰いにいかなければいけません。それで、このお話を思いつきました。つくしがネックレスを修理に持ち込む事で、行方不明になっていたつくしを見つけ出すという設定が一番に出来ました。もしつくしに記憶があって、自らのぞんで行方不明になっていたら、迂闊に修理に出したり...

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何度でも……~後編~

その日俺は、婚約者へ贈る指輪をオーダーする為、BVLGARIを訪れた。五年間牧野を探し続けたが、みつけられないままに、俺に政略結婚の話が持ち上がったこれまでも何度もその手の話はあったが、断り続けてきた。しかし、今回ばかりはもう逃げられそうにない。親父不在の道明寺財閥の穴を埋めるのは俺とお袋だけでは役不足だった。このままでは職を失う社員が大勢でてしまう。あいつだったらどうするだろうな。あいつはいつだって自...

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やまない雨はない~18~

トントントン。いいところだってのに邪魔すんじゃねぇ!どうやら牧野は気づいてないようだし、俺はノックを無視した。ガチャ。返事も聞かずに入ってきたのは牧野のお袋さんと進だった。ハァー。俺は溜め息が出た。出てけ!とも、睨むこともできねえよ。「「……。」」その気配に漸く気づいたあたしはドアの方を見た。顔を赤らめ立ち尽くすママと進が立っていた。「ママァ!」「つくしぃ!」あたしは座っていたベッドからおりてママの...

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何度でも……~前編~

牧野と夢のような最初で最後の制服デートってやつをして、俺はその後NYへ連れて来られた。二年従ったら自由にしてくれるし、牧野にもダチにも手出ししないというババアの約束を信じて……。時間を巻き戻せるなら、あの時に戻りてぇ。NYになんてこないで駆け落ちしてりゃよかった。でも、そんな事あいつが納得しなかっただろうがな……。せめて、あいつから目を離さずに空港まで送り届けてさえいたら……。そしたら俺は、今頃あいつの...

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やまない雨はない~17~

俺は感動的な再会を期待していた。だってそうだろ?愛し合う二人が障害に阻まれて長い間離ればなれになってたんだ。七年!七年ぶりだぞ!牧野がむせび泣き、そんな牧野を俺が抱きしめ愛をささやき、感極まった二人は熱いキス……が、現実はどうだよ?(怒)あんなシチュエーションで普通ゲロ吐くか?しかもあいつは二回目だ。けどよ、あいつはマジで具合が悪そうで、そんな姿見てたら怒ってなんかいらんなくて、ゲロられたシャツの事も...

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ヤバイΣ( ̄ロ ̄lll)

こんにちは。“やまない雨はない”はいかがでしょうか?遂につくしが目覚めましたが、二人が想いあっていた事をお互いに気付き、私の中では燃えつき症候群一歩手前です。さて、私事ですが昨日、寝室のカーペットを冬用にする為旦那に手伝って貰ってたところ、旦那がベッド下から一枚の紙を手に取り「なにこれ?」私の目はそのメモ書きに釘付けになりました。それは、やまない雨はないの下書きメモの一枚だったのです!慌てて、よまな...

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やまない雨はない~16~

夢を見てる別れたあの場所には、今も雨が降っていて、今もあいつがたってる夢……嘘つきな私の口は、どれだけあいつを傷つけたのだろう。七年間、何度も見てる変わらない夢だったのに……立ち去ろうとしている私を追いかけ、手を掴み引き寄せる道明寺。「牧野、行くな!」「俺はお前じゃなきゃダメだ……ダメなんだよぉ。お前の側にいない毎日なんて意味がない。」あたしだってそうだよ。何度も、何度も思ってる。あんたじゃなきゃダメだ...

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