Archive: 2016年10月  1/1

赤い糸をたぐりよせて~38~

にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ(文字をクリック)司の元に依頼していた《牧野つくしに関する調査書》が届いた。渡された封筒の中身をはやる気持ちで取り出すと、信じられない事が書かれていた。見間違いか?調査ミスか?牧野つくしがあきらんちに住んでるだと!!!ありえねぇだろぉぉぉ司はスマートフォンを取り出すと、依頼した調査会社に電話した。「道明寺だ。」「先程調査報告書をお届け致しましたが、ご確認頂けました...

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赤い糸をたぐりよせて~37~

にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ(文字をクリック)つくしは、1ヶ月の入院生活を送る事になった。その間、入院した以上、内緒にしておくわけにもいかなくなり、両親と進がお見舞いに来てくれた時に妊娠した事を報告した。相手が道明寺だという事。でも道明寺には内緒で出産する事。切迫流産になってる事を報告した。三人ともとても驚いていた。パパは狼狽え後退り、ママには頬をビンタされた。「あんたって子は、なに勝手な事...

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赤い糸をたぐりよせて~36~

にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ(文字をクリック)西田は、司が家庭教師と共に勉強している間、数日前の社長との会話を思い出していた。今回の婚約報道の顛末は、やはり司様の英語力の無さが招いたものだった。記事を出した記者に聞いた内容を社長に報告したところ、報告書を読み終えると、バン!と、執務机に叩きつけられた。「何てバカな息子かしら……」鬼の形相……かと思いきや、ため息混じりに目を閉じられた。社長は額に手...

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赤い糸をたぐりよせて~35~

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[[img(https://novel.blogmura.com/novel_secondary/img/novel_secondary88_31.gif)]][https://novel.blogmura.com/novel_secondary/ranking.html にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ(文字をクリック)]司は、つくしとの電話を終えると眠気を覚ます為にシャワールームへ行き、冷たい水で頭を冷やした。その後ダイニングへ行き、朝食を食べ始めた。そこへ、秘書の西田が今日の予定を告げに現れた。とはいっても、インフルエンザに...

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赤い糸をたぐりよせて~34~

にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ(文字をクリック)*その頃道明寺は*あれから二時間程経ち、時刻は七時を過ぎた。 ならないスマートフォンを握りしめ、部屋の中をグルグル回ったり、仲間の誰かにかけようとアドレスを見つめては、通話をタップできずに、又部屋をグルグル回るのを繰り返していた。RRRRRRRRR音を出しながら、強く握りしめていた手の中で振動しだした。画面を確認すると、“総二郎” からだった。俺は慌てて出る...

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赤い糸をたぐりよせて~33~

にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ(文字をクリック)にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ(文字をクリック)病室に飛び込んできたのは、美作さんのお母様で夢乃さんだった。「つくしちゃ~ん。聞いたわよぉ!」言いながら、つくしをぎゅっと抱き締めた。「おばさま、ご心配おかけしてすみません。」つくしは、突然現れた夢乃に驚き恐縮しつつ、たじたじになっていた。「お袋、突然入ってきて抱きついて、牧野も困ってるだろ。」...

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赤い糸をたぐりよせて~32~

にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ(文字をクリック)医師と看護師と3人でいるこの診察室で、つくしは一人きりになったような、気分になり、告げられた初めて耳にする診断名を口にした。「切迫……りゅ…ぅ…ざ…ん…」「そうで……」医師は何か説明してくれていたが、つくしはボーッとしてしまい、耳に入らなかった。医師も看護師もつくしのそんな様子を察した。「牧野さん、牧野さん、」何度か呼ばれ、自分がボーッとしていた事に気付...

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