Category: 俺が本当に欲しいプレゼントは  1/2

俺が本当に欲しいプレゼントは ~中編7~

「司様、これで本日の業務は終了でございます。」司はチラリと時計を見やると、6時だった。「まだこんな時間だ。もっと持ってこい。」「今日は仕事はじめです。差し出がましいでしょうが、司様はお早く帰られた方がよろしいのではないでしょうか?」「そう思うなら口出すんじゃねぇよ。それから今夜もメイプルに泊っから手配しとけ。」西田はやれやれと溜め息をつきそうになったのをこらえ、暫し思案した。「それでしたら、お断り...

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俺が本当に欲しいプレゼントは ~中編6~

その日から桜子による、女磨きレッスンがスタートした。まず渡されたのが、魔法瓶1本。「なにこれ?」「飲んで見て下さい。」えっ!何かわかんないもの飲むの?そんな涼しい顔しちゃって、嫌な予感しかしないんだけど……「先輩、美しくなりたいなら飲む以外の選択肢はありませんよ。」「ん……わかったわよぉ!」私はもうヤケだ!って勢いでゴクゴクと飲むと……ナニコレ「以外とイケるかも……これ青汁だよね?なんか飲みやすいよ。」「...

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俺が本当に欲しいプレゼントは ~6~

「フフッ…先輩、それは日本だけの事ですわ。世界をまたにかける道明寺さんなんですよ?世界中の名だたるセレブがハイジの今、ハイジでないわけありませんわ!」なにその言いきりよう…「そうそう、生理の時も毛がない方が楽だよ。つくしもハイジになっちゃえばいいじゃん♪」「え…毛がないなんて…銭湯でも温泉でも見た事ないよ…」「え!?そんなん滋ちゃんと入ればいいじゃ~ん♪ねぇ?なっちゃおうよ~!」滋がつくしの腕を組んで誘...

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俺が本当に欲しいプレゼントは ~5~

私が会社の正面玄関前で立っていると、背後で車が停車し、その中から出て来た人物が余程の大物なのか、周囲がざわつき出した。誰だろ?つくしが振り返ると、その人物がつくし目掛けて突進してくる所だった。「ウワッ!滋さん!」「俺らもいるぞ。」見ると、その後ろには総二郎とあきらも来ていたのだ。しかし、今最も逢いたいけど会いたくない人物だけは来ていなかった。「つくし、大事な会議があるから行くよ!」そう言うなり、つ...

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俺が本当に欲しいプレゼントは ~4~

私はあのままなのかのベッドに潜り込み、隣に横たわった。穏やかに眠る娘の寝顔を見たら、動転していた気持ちも落ち着きを取り戻し、道明寺に申し訳ない事をしたと思えてきた。12年も経ってるんだもん。いくら私がまだだからって、あいつもまだなわけないじゃん。あいつモテるし、そりゃあ色々あったよね……。絶対面倒臭い女って思ったよね。戻ろうかな。ううん。今はあわせる顔なんてないよ。大体どんな顔して会えばいいのよ?明日...

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