Category: あなたがいたら…  1/6

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あなたがいたら ~25~

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※第25話はつくしの出産のお話になりますが、アメリカの出産事情がよくわからないので、ご存知の方にとっては違和感等があるかもしれませんが、そこは素人の拙いお話と目をつむって頂けたら幸いです。*****12月28日、つくしは18歳の誕生日を迎えた。牧野家は勿論の事、尊、楓、そしてニューヨークのお邸の使用人達に祝福され、豪華ではなくアットホームな心温まる日となった。この時既に臨月に入っており、つくしはい...

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あなたがいたら ~24~

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総帥から、道明寺のお母さんが帰ってきてあたしに会いたがっていると言われた時は、反対されるのだろうと思った。でも、それならきっと総帥は会わせようとはせず匿ってくれるだろうと直ぐに思い直した。流石の魔女も総帥の決定事項にNOとは言えないからやむなくってとこなのだろうか?それなら会いたい理由は文句だけは言っておきたいってとこなのだろうか?間違いなく快くは思っていないだろうし……例えどんなに罵倒されても仕方な...

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あなたがいたら ~23~

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『レイプした。レイプした。レイプした。レイプした。……etc.』尊の言葉とともに、日本で目にした司の痴態が楓の中で消化しきれず、リフレインしていた。「楓、大丈夫か?」焦点の定まらない妻からは同様が色濃く表れていた。心配し、尊は握ったままの左手はそのままに、右手で妻の腕を労わるように擦りながら呼び続けた。「大丈夫なわけ…お願いです。冗談だとおっしゃって。」妻の目は縋るようにジッと俺を見つめてきた。その瞳か...

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あなたがいたら ~22~

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予定外に日本へ行った為、楓のスケジュールはいつも以上に多忙を極めていた。JFK国際空港へ到着すると、その足で延期していた商談を二件纏め、その後は本社に戻り重要な会議の為に缶詰となり、帰宅は未明となった。邸へ戻ると執事長と、夜勤のメイド数名が出迎えてくれた。そのまま執事長は楓の後をついて歩き、自室へ着くまでの数分の間に、執事長は不在にしていた間の報告をし、きっちり部屋の前に到着すると同時、報告を終えて...

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あなたがいたら ~21~

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司は入院し、全身くまなく精密検査が行われたが、異常は何も見つからなかった。心配した薬物も杞憂に終わり、一先ず楓とタマと西田は安堵していた。だが、瞳には、喜びは勿論だが、かつて荒んでいた頃は見られた怒りも哀しみも感じられない。まるで死んだように……何も写っていないように見えた。楓はつい最近まではバカにしていた愛や恋という幻想のようなものが司を人間として生かしていたのだと改めて認めなくてはならないと感じ...

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