Category: 短編  1/4

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Mint (完)

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とある日曜日の昼下がり、桜子と滋はつくしと待ち合わせをする為、お茶を楽しんでいた。「滋さん、道明寺さんを植物に例えるとしたらなんだと思います?」頬杖をつき、探るように上目使いの視線を向けながら、桜子は滋に聞いてみた。一体滋さんはなんと答えるだろうか?そして、今自分が思い浮かべている植物がなにかを聞いた時の反応は想像出来ていた。「植物?……ん……真っ赤なバラとかかな。やっぱり花と言ったらバラじゃない?司...

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おとぎ話 ~2~

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~30年後~17歳になったツクシーヌはこのお城に勤め始め二年目を迎えていました。元来の勤勉で実直な性格から、丁寧でありながら素早い仕事ぶりは定評で、誰にでも優しく親切な事からもみんなから好かれ可愛がられていました。そんなある日、ツクシーヌは初めてツカサヌス王子の眠る部屋の清掃を任されました。通常この部屋は使用人頭のタマンが任されているのですが、ぎっくり腰となり、急遽代役が回ってきたのです。「いいかい...

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おとぎ話 ~1~

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このお話はタイトル通りおとぎ話になっております。まんまなタイトルですよね(;^ω^)その為、登場人物の名前も若干変えてありますので違和感を感じる方、ネーミングセンス等色々と思うところがあるかもしれませんが、ファンタジーですので明るくご容赦下さい。司=ツカサヌスつくし=ツクシーヌ楓=カエデン椿=ツバキーユタマ=タマン*****昔々、ここ日本から遥か遠い遠いとある国をドー・ミョージ一族がおさめておりました。...

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Love Letter ~中編3~

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翌日、道明寺は約束通りランチタイムになると教室に迎えに現れた。道明寺との交際に不安がないわけではないが、昨日のランチは思いのほか楽しかった。ここに入学してからずっと孤独だったつくしにとって、初めて楽しいと思えた時間だったのだ。そして、今こうして又来てくれた事が例え衆人監視という恥ずかしさはあるものの嬉しくもあった。「行くぞ。」つくしはバリトンボイスの司に呼ばれ自らの弁当を持つと小走りに駆け寄った。...

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Love Letter ~中編2~

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つくしはバイト先の和菓子屋へ入りスタッフルームへ駆け込むと、大きく深呼吸をした。今日は朝から怒涛の一日だった。「どうしたの?すっごい溜息ついて。」「あっ!優紀来てたんだ?」「来てたんだ?じゃないわよ。どうしたの?」優紀の顔を見たら、話さずにはいられない衝動にかられた。というよりも、聞いてほしかった。こんな事優紀以外に相談出来る人もいないしこれ以上一人でため込むにはキャパオーバーになりそうだった。「...

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